③専門店のコーティング剤について

【ガラスコーティング】とは一体どういう物なのでしょうか?

新車を買う時も中古車を買う時も店員さんに勧められスタンドで給油した時にもスタッフが声を掛けてくる。キーワードとしては車のオーナーさんなら誰もが知っている【ガラスコーティング】

でもその中身や違いについてはほとんどの方がご存じないはずです。

違いが分かっていればわざわざ割の高いディーラーや設備の整っていない簡易施工店で【ガラスコーティング】を施工する人はもっともっと少ないはずです。

コーティングを施工した事がある方に質問です!

皆さんが施工したコーティングは固まりますか?

はい!固まります!と即答できる人の方が圧倒的に少ないはずです。と言うより『わからない・固まるか知らない』人が大多数のはずです。

本来の【ガラスコーティング】の技術や工程はディーラーの営業が一朝一夕で覚えられるほど簡単な知識ではありませんし、施工した事がない人が詳細を説明できるほど容易な作業ではありません。

【コーティング】と言われておりますが、実は違いがあり固まるガラスコーティングと固まらないガラス系コーティングがあります

①ガラス系コーティングとは

主成分が樹脂やシリコン、油分など有機物がメインでガラス成分が少量でも入っていればガラス系コーティングになります。油は当然水を弾きますので撥水が良くコーティングが効いている!と錯覚しやすいです。もちろん何もしないよりは保護力はありますが外的要因に非常に弱く太陽光や雨はもちろんですが洗車しただけでも皮膜はどんどん無くなっていきます。皮肉な物でコーティングでせっかくキレイになったのだからいつもキレイにと張り切って洗車をすればするほどコーティングは無くなっていきます。耐久性は半年〜最大でも2年ほどです。

②ガラスコーティングとは

主成分はガラスです。本来の仕組みは複雑なのでイメージしやすい例えで言うと液化したガラスを硬化させる為の溶剤が含まれています。溶剤は揮発し硬化後は100%ガラスの皮膜が形成されます。ガラスの皮膜が塗装の上に一枚乗るイメージです。硬化後に皮膜そのものが劣化する事はほぼありません。太陽光や雨はもちろんですが、傷や汚れにも強く車のボディをしっかり保護してくれます。耐久性は半永久的!ただし定期的な手入れは必要です。作業中も硬化は進むので施工が非常に難しい。

ガラスコーティングの違いが分かった所で主にどこで取り扱っているかについて触れていきます。

ガラスコーティングはNOJのような設備がしっかり整ったお店でのみ取り扱っています!

先にも触れましたが施工が難しく蛍光灯の下でできるほど容易な作業ではないのです。スタンド作業の合間や出張先の設備でもできる簡単な物ではないと言う事です。

つまりNOJのようなガラスコーティング専門店以外で施工された方はほぼ固まらないコーティングを施工している事になります。もちろん理解した上で施工された方もいるのは承知しておりますが、ほとんどの方は固まらない事を知らず(知らされず)に施工されていることかと思います。



③固まるコーティングのメリットは?
NOJが主に施工させていただいているコーティング剤は完全硬化型ガラスコーティングです。
先ほどからご説明している通り簡単にいうと固まるコーティングです。

では固まらないことによるデメリットは何かというと本来しなければいけない適切なメンテナンスができないということです。
固まらないということはガラス被膜がどんどんと流れ落ち薄れ無くなっているということです。
NOJが無料で行っているメンテナンスは硬化型ガラスコーティングに対しては非常に有効なのですが固まらずガラス被膜がない塗装面に対しては適切なメンテナンスなどやりようがありません。
そのため非硬化型のコーティングの場合何度も何度も再施工しながらごまかしのメンテナンスを行うしかないのです。もちろんメンテナンス費用や再施工費用は都度かかることでしょう。

これが固まらないコーティングの最大のデメリットであり、再施工の必要とせず適切なメンテナンスでキレイに保ち続ける固まるコーティングの最大のメリットなのです。

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